家に蓄電池を設置したいと思ったときに、家庭用蓄電池にするのか、電気自動車にするのか迷うことはありませんか?
今回は、それぞれの特徴をまとめました。
家庭用蓄電池の特徴
・夜間の安い電気料金の時、電気を貯めて昼に使う
・太陽光発電で作った電気を貯める
年間を通して使うと2.5万~6万円の節約になるといわれています。
現在普及しているタイプ
・価格が高い
・初期投資と節約効果を比べても割高(本体+工事費込の相場100~200万円)
※メーカーや蓄電容量によって変わります。
・電気容量は7~12kw
電気自動車の特徴
・日産リーフの標準モデルで電池容量24kw
・PHV車はガソリン、電気の両方が使える
・初期投資は電気自動車の方が家庭用蓄電池より高い(V2H機器+電気自動車+設置工事費の目安380万~500万円くらい)
V2Hの種類、車の車種グレード、中古車にするのかでかなり変動があります。
・蓄電量多い
コスパ的には優れている
比較してみると
太陽光発電や家庭用蓄電池の場合、同時に使うことができる合計電力は1500wのため、一度に使える電気は限られます。
例:リーフの場合は6000w。
PHVは電気を調達する手段があるのと、車としての燃費も節約できます。
電気自動車を車として考えた場合
・航続距離が普通のガソリン車の半分以下
・充電できる設備が少ない
・選べる車種が少ない
などがあります。
また電池性能の劣化のため、10年以上は難しいと考えられます。
まとめ
まだまだ発展途上の家庭用蓄電システム。
電気自動車も家庭用蓄電池も普及がもっと広まれば、価格もリーズナブルになっていきそうなこれからに期待ですね。
電気自動車の使用目的によっても変わってくるので、目的を明確にするのが大切。
現在太陽光パネルを利用している場合は、電気の有効利用として電気自動車を取り入れてみるのも選択のひとつだと思います。