2021年電気自動車購入などに対する環境省と経産省の補助金が正式に決定!

令和2年度第3次補正予算で、電気自動車購入などに対する環境省と経産省の補助金が正式に決定しました。

条件によっては、電気自動車購入に対して最大80万円、プラグインハイブリッド車では40万円が受給可能。

V2H機器などの導入への補助も加算されます、予算額には限りがあるので検討していた方には今がチャンスではないでしょうか。

 

補助金の種類

電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHEV)などのクリーンエネルギー自動車(CEV)を新車で購入する際、一定の条件を満たせば国の補助金を活用することができます。

環境省補助金の正式な予算名「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」

経産省補助金「災害時にも活用可能なクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」

従来の「CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入補助金)」も経産省になります。

 

いずれも、補助金の対象となるのは新車購入で中古車の購入は対象外。

補助金を受けて購入してから3~4年間の処分制限期間があり、途中で譲渡や売却、廃車などを行った場合は補助金を返却することになります。

 

 

新しい補助金の目的

新しい補助金は、グリーン社会の実現を進めるために、下記の3つを目的としています。

・電気自動車・燃料電池自動車等の導入拡大

 

・日常・非常時ともに活用できる充放電設備/外部給電器の普及

V2H/V2Lにあたります。

V2HはVehicle to Homeの略。クルマを家庭用電源として利用する仕組み。

V2LはVehicle to Loadの略。これはクルマを緊急時などの電力供給に利用する仕組みです。

電気自動車を家庭、社会の蓄電池と活用、災害時にバックアップ電源として活用できるようにしていくということになり、災害に強い国づくりの取り組みのひとつとなりますね。

 

・再エネ電力を使ったゼロカーボンのライフスタイルを促進

再生可能エネルギーの需要を増やしていく狙いとともに、電気自動車と組み合わせることで「発電から使用までゼロ・エミッション」に電気自動車が近づくことに。

 

 

国の補助金は1つを選んで申請

補助金の種類でも記載したように補助金の種類は、

・環境省補助金

・経産省補助金

・CEV補助金

の3つ(リンクは各省庁等にいきます)

日産電気自動車(EV)総合情報サイトより引用

ポイントは、車両のみの購入なのかV2H(V2L)を同時購入するのか。

自宅または事業所の電力を再生可能エネルギー100%に切り替えるのか切り替えないのか。

 

 

まとめ

今回の新補助金は、再生可能エネルギー普及を目指しているともいえます。

自動車の電動化シフトは電力の再エネシフトとともに進めることで価値が高まりますよね。

これから、電気自動車やV2Hの導入等を検討されていた方は、せっかくなので補助金利用できるように確認してみると良さそうです。