中古自動車の選び方~三菱iMiEV~

軽自動車のEVを欲しいと思ったら、中古の三菱iMiEVの一択となってしまいます。

もともとの原型は軽自動車の「i(アイ)」。

2010年より「iMiEV(アイミーブ)」とういう名前で電気で走る車の誕生です。

その後、何度か改良され2018年4月には軽自動車から小型自動車に変わりました。

今回は、アイミーヴの特徴やヒストリーをまとめてみました。

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/i-miev/より

マイナーチェンジ一覧

2009年7月~2011年7月生産モデル ベースグレード 電池容量:16kw 160km

2011年7月~2013年11月生産モデル X 電池容量:16kw 180km / M 電池容量:10.5kw 120km

2013年11月~2014年4月生産モデル

2014年4月~2014年10月生産モデル

2014年10月~2016年12月生産モデル 安全装備充実

2016年12月~2018年3月生産モデル パドル式の回生レベルセレクターを採用

グレードは、ベースグレード、M、X

バッテリー容量は16kwと10.5kwです。

 

バッテリーの特徴

・16kWhはリチウムイオン電池

メモリー効果がなく自己放電が少ないなどの利点があり、寿命も割と長め

・10.5kWhはSCiB

SCiBについて

負極にチタン酸リチウムを使い、自動車用として主流の「NMC」というケミカルなどのリチウムイオン電池に比べ、エネルギー密度はやや低いが、(同じ容量の電池を搭載すると大きくて重くなる)

サイクル寿命や急速充電性能、安全性が高い特徴があります。

つまり、少々寒い日でも急速充電がスムーズ、急速充電を頻繁に繰り返しても劣化しにくく、重さ以外は優れている。

バッテリー保証

・新車登録から8年以内(走行距離は16万キロ以内)であれば、駆動用バッテリーの容量が70%を下回った場合に無償で修理や交換を実施してもらえる。

・新車登録から5年以内(走行距離は10万キロ以内)に駆動用バッテリーの製造上の不具合などが原因で故障が発生したときには、無償で修理や交換をしてもらえる。

・新車登録から5年を超えている場合、同じような原因による故障が発生したケースでも、8年以内かつ走行距離10万キロ以内であれば、一定額の部品代を負担することで修理してもらえる。

中古車でアイミーブを購入した場合に、これらの保証を受けるには保証書に書かれている所有者の氏名を変更する「保証継承」の手続きが必要になる。

まとめ

日常的なクルマの用途が近所への買い物や通勤などで片道10km程度なら軽自動車のEVがコストパフォーマンスが良いですよね。

現行のi-MiEVは幅が広がったために軽自動車ではなくなってしまったので、セカンドカーとして、短距離向けの軽自動車として検討するのであれば中古でアイミーブを探してみるのも良いかもしれないですね。