5日間の停電が起きたら…気を付けることや備えておくこと

近年は、毎年どこかで台風や大雨、地震などの災害が起きています。

自分の住まいがもし5日間の停電に見舞われたら…

もしもの時のために、気を付けることや備えておくことなどをまとめました。

長い間停電になる理由

停電には電力会社が計画的に行うものや、さまざまな要因で意図せず起こることがあります。

 

・台風、暴風雨

強風で飛ばされたトタンや看板などの飛来物によって、電線が切れたり、大雨が続くことで起こる土砂崩れなどによって電柱が倒れたりして電線が切れてしまうことが原因

・地震

地震の揺れや、地震による土砂崩れなどで電柱が倒れてしまい、電線が切れてしまうと停電が起こる

・大雪

大雪が続き電線の上に雪が積もると、その重みで電線が切れて停電が発生することがある。

・落雷

雷が電柱などに落ちると、非常に大きな電気エネルギーが設備に流れ、電柱の上にある変圧器を守るヒューズが切れてしまったり、故障してしまったりして停電してしまうことがある。

・鳥の巣

鳥が繁殖期を迎える春から夏にかけては、カラスなどがハンガーなどの針金や木の枝などを使って電柱の上に巣作りをしてしまうことがある、その針金などが電線に接触して停電が起こることも。

・車両衝突などによる電柱の損傷

交通事故などで車両が電柱にぶつかってしまって電柱が折れたり倒れたりすることで電線が切れて停電になってしまう場合がある。

・近隣での火災の発生

電柱付近で火災が発生し、電線などをはじめとする電気を送るための設備が損傷した場合、停電が発生。

 

災害による停電時の注意

急な停電が起きた時に慌てないためにも、注意しておくことを確認しておきましょう。

 

・夜の場合は懐中電灯やランタンをつける

・ガス漏れの可能性もあるため火はすぐに使用しない

・自宅を離れる時は通電火災を防ぐため、ブレーカーを落とす

・コンセントを抜く、電源を切る

・確かな情報を取り入れる

・スマホ、タブレットを節電モードにする

・携帯、スマホの使用は優先順位を考える

・冷蔵庫の開閉を極力控える

・室内での発電機の使用には注意する

・カセットガスコンロの使用は安全確認後

・下水道が使用不可の場合上水の使用や排水はしない

 

家電の中にはコンセントを外した方が良いモノと外さなくても良いモノがあります。

外さなくてよいモノ:エアコン、冷蔵庫

外した方がよいモノ:テレビ、暖房器具やアイロンなど発熱する電気器具、モーターを使うなど起動時の電力消費が大きい家電

 

 

長期間の停電による食料消費や買った方が良いモノ

 

季節にもよりますが、停電が数日間続くと冷蔵庫の物が傷んできます。

冷蔵庫にあるもの等に生野菜や精肉などから早めに調理を食べると、食品ロスも防げますね。

買い出しに行くときは、購入する量に注意も必要。

牛乳や菓子パンなどつい多めに買ってしまいがちですが、消費しきれない場合も。

・豆乳、野菜ジュース、果実ジュース(常温保存できるタイプ)

・ロングライフパン(賞味期限は製造日から2か月後)

・焼き菓子(賞味期限が1か月以上余裕あり)

・ドライフルーツや好きなお菓子

・缶詰

・レトルト食品

カセットコンロやガスが使える場合は、簡単な調理ができますね。

食品庫などで食材を探すときにLEDライトやLEDヘッドライトなどを用意しておくと便利です。

まとめ

数時間、1日くらいの停電ならなんとか耐えられそうですが、停電が長期にわたる場合は日ごろ電気のある暮らしになれているため、不便を強いられそうです。

近年は台風や大雨などの災害も多くなっているため、もしもの時のためにV2Hや蓄電池の設備も検討してみると良いかもしれないですね。