V2Hの種類と特徴

V2Hはクルマ(Vehicle to home)の略。
電気自動車等に蓄えられた電力を変え異様に有効活用する考え方。
電気自動車(EV)を大型の蓄電池へと変えることができるV2H。
上手に使って光熱費の節約や災害時の非常電源として有効活用していきたいですね。
メーカーや製品によってスペックが違ってきます。
種類によっては購入検討している電気自動車が非対応だったり、家の条件に合わなくて使えなかったということも。
どのような種類があるのか特徴をまとめました。
http://www.cev-pc.or.jp/newest/charge4.htmlより

停電時の使い方によって違う

特定負荷型

停電時に使いたい回路をあらかじめ決めておき、工事の際に指定する。

(200V製品は使えないので200vエアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどは停電時には使用できない。

 

全負荷型

家全体の回路をカバー。

停電時は家のコンセントもそのまま利用できる。

プラグが差しっぱなりの家電があると待機電力がかかってしまうため、利用しない家電はプラグを抜いておく必要がある。

 

太陽光発電と接続できるか

V2H機器と太陽光発電システムを連携させて、EV(電気自動車)を蓄電池のように使用すれば光熱費の大幅な節約にもなりますね。

 

非・系統連系と系統連系

家庭で使用できる電力は3種類。

・電力会社から供給される系統電力

・蓄電池に蓄えられた電力

・太陽光発電による電力

V2Hの種類によっては、

同時に1つの電力しか使えない構造になっている「非・系統連系」

上記3つの電力を同時に使える「系統連系」と呼ばれる製品がある

 

通常・停電問わず太陽光発電システムからEV(電気自動車)への充電ができ、停電時に使える電力容量が大きいといった点で後者の方が使い勝手は良いのではないでしょうか。